EH処理実例紹介

エジソンハード処理実例紹介

エジソンハード処理では金型の材質と用途に応じて
最適な処理内容を選択し、用途に適した窒化を行う事で寿命UPを考えております。

ダイカスト金型

耐溶損性・離型性をアップ!

EH処理を施す事で、靭性に優れた窒化層と表面に施されるBlack皮膜の融合が
ヒートクラック(チェック)の発生原因である低サイクル熱疲労の軽減と、
アルミ材付着(焼付き)防止に効果、溶湯アルミとの親和を阻害する効果は耐溶損性アップ、
離型性はTiCコーティング、TiNコーティングをも凌ぐ実力があります。

処理内容:EH-(Hyper Grade)

ダイガスト金型処理後の画像

ダイカスト金型処理後

釘みたいのがいっぱい並んだ画像

プラスチック金型

優れたつき回り性!

プラスチック金型は精密な複雑形状のものも多く、
表面処理を行う際は製品の寸法重視・外観品位を考えた表面処理を行う必要性があります。
EH処理は低い温度で処理を行う事により寸法変化の問題低減を実現し、
細いスリットや深孔が多数存在する金型に対して全体をムラなく処理する、
つきまわり性に優れたEH処理が局部摩耗を防ぎ、金型の耐久性アップに効果を発揮。

プラスチック金型の画像

ステンレス部品

ステンレス鋼の耐食性を損なわない低温処理!

半導体機器用部品やパーツフィーダ部品など多種多様にわたって使用されているステンレス鋼に対して、
耐摩耗を目的とした窒化処理をすることが多く、
EH処理では耐食性に影響を及ぼすCrC(クロムカーバイト)が析出しない低温度での処理を行っております。

ステンレス部品の画像

Super Gradeは、最表面に10μm程の耐摩耗に優れた窒化層が形成されます。

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